2017-03-24 11:07:18
マン管と管業ダブル受験の多い理由
マンション管理士と管理業務主任者はダブル受験、あるいは、
取得は別年度でもダブルで資格を取得される方は非常に多いです。
その理由は、対象となっている科目の共通項にあります。
例えば、マン管で出題される主要な分野には、区分所有法 、
マンション標準管理規約、民法、マンション管理適正化法、
建築がありますが、これらは、管業でも出題範囲となっています。
どうせ同じ範囲を学ぶなら、2つ取得するのがお得
マン管にあって管業にないのは、不動産登記法と都市計画法くらいで、
共に重点的にやらなくてはならない主要のものではありません。
このように学習範囲がかなり似通っている、これがマン管・管業ダブル受験の
多い理由となります。
どうせ同じ学習をするなら、2つとも取得してしまう方が一石二鳥なので。
しかし、とはいえ別資格の試験で、かつそれぞれの試験の間が1週間程度
しかありませんので、精神的、肉体的負担は結構なものになります。
両試験を初めて受ける方は、1年ずらして、今年は管業だけなどとするのも
一つかと思います。そして管業を突破したら、その流れで翌年マン管というもの
無理なく合格スケジュールが立てられるかもしれません。
また、すでに何回かチャレンジされている方なら、ダブル受験で両方取得を
狙ってもいいかもしれません。
いずれにせよ、簡単な試験ではないので、二兎追う者は一兎も得ずには
ならないよう、しっかり計画を立てて自身にあったスケジュールで2資格ゲットを
目指してください。