2017-02-17 17:38:42
衛生管理者と食品衛生管理者
衛生管理者、目指している方なら間違えることはないと思いますが、
衛生管理者の前に「食品」がつくと、全く別の資格です。
時々、勘違いされている方もいますので、ご説明しましょう。
衛生管理者は、事業場内における従業員の健康管理や安全の確保などが
仕事になります。
一方、食品衛生管理者は食品加工工場などで使用される食品や添加物等の
衛生管理を行う仕事になります。
名前は似ておりますが、全く違う資格になります。
また、共に国家資格ですが、衛生管理者は試験があり、食品衛生管理者は
講習を受けることで資格が得られます。
たまに弊社にも「食品衛生管理者になりたいけど、この講座でいいのですか?」
なんて質問が来ますが、全然別の資格なので、ご注意ください。
意外な共通点
さらに、食品衛生責任者という資格もあり、こちらは、飲食業や食品販売業などの
店舗や施設の公衆衛生を行う資格となり、これらの業種には必須の資格となります。
と、3種類の似た名前の資格がありますが、それぞれ全く別内容の資格なので、
衛生管理者を目指す方もさることながら、食品関係の仕事で起業される方など、
こういった人材が必要になってきますが、募集する際はご注意を。
さて、こんな全く違う資格ですが、1つ共通点があります。
わかりますでしょうか?
これら3つの資格は無条件で医師・歯科医に与えられるという点です。
医師・歯科医は衛生管理者の試験を受けなくとも、食品衛生管理者、食品衛生責任者の
講習を受けなくても、これらの仕事をすることができます。
全く違う名前の似ている資格にこんな共通点がありました。
単なる豆知識に過ぎませんが、逆を言うと、それ以外の共通点が
ほぼないのも名称の近さを考えるとすごいですよね。
というわけで、「衛生管理者」を目指すなら是非当講座をチェックしてくださいね。